大学生バックパッカーのフィリピン旅行記



〜マニラへ〜 2003年3月

生まれて初めて成田空港へ行った。京成スカイライナーという特急列車があるらしいがなんとなく高かったので普通の快速列車に乗った。それにしても成田空港は遠い。こんなど田舎に成田空港ってあるんだ。知らなかった。

空港で荷物検査をして出国審査をした後、パスポートにスタンプが押された。このスタンプが一杯集まったら楽しいだろうな。

飛行機に乗った。外国人スチュワーデスが一杯いる。とりあえず英語を話してみたかったので、室内でタバコを吸ってもいいか聞いてみた。するとスチュワーデスは「は?」っていう顔をしてきた。英語が通じてないのか?もう一回行ってみた。「オフコースノー」といわれた。どうやら飛行機の中でタバコを吸うのはダメみたいだ。

飛行機に乗った時点で日本人がまわりにいない。欧米人とフィリピン人しかいねぇ。なんかすげぇ、映画の世界みたいだ。

離陸する直前、英語でシートベルトを締めるアナウンスが流れた。なんとなく英語を理解できたのがうれしかった。

ものすごい速さで離陸し、飛行機は飛んだ。飛行機に乗って旅に出る。興奮してきた。自分は今から外国に行くんだ!そう考えるだけで胸がわくわくした。




何時間か飛行機にのると到着したっぽいアナウンスが流れた。いよいよ、離陸だ。不安と期待が入り乱れて胸がはりさけそうなくらいわくわくしていた。これから生まれて初めて外国に降りるんだ。

飛行機は離陸しマニラに到着した。生まれて初めて外国に降り立つ胸の高揚感を押さえながら出国審査を終えて、空港の外に出た。

ものすごい人数のタクシーの客引きがよってくる。すごい、何がなんだか分からず誰かに連れて行かれた。タクシーに乗り、というよりも乗らされ、行き先のホテルの名前と住所を書いた紙を渡した。

タクシーは進んでいく、夜なのに熱気がすごい、これが南国か。日本の夏とは違う暑さを感じる。そして日本で嗅いだことのない匂いがする。この甘いようななんとも表現しがたい匂いはなんなんだろう?ここは外国なんだ。そう思だけで自然に笑顔になってた。

日本で予約してたホテルに泊まった。エアコンが効いてて暑さを和らげてくれた。ホテルのスタッフと英語で話ができたのがうれしくてうれしくてしょうがなかった。

人生初の海外旅行に来たうれしさとわくわく感でずっと興奮してたけれど、疲れてたせいか、やわらかいベッドでぐっすりと寝ることができた。

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