〜初めに、何故フィリピンを選んだのか?〜 2003年3月2002年4月、晴れて大学に入学した。 高校生のころ、予備校での英語の先生に感銘を受けて、大学に入ったら英語の勉強をしようと思ってた。英語のサークルに入ったり自分でTOEICを勉強していたけれど何か物足りない。 「そうだ!アメリカかイギリスに留学しよう!」 留学の情報を調べてみて気づいた。 「こんなお金だせねぇ」
という訳で即座に断念・・・ ⇒「よし!短期留学ならいけるかも!1ヶ月くらい留学してみよう!」 短期留学の情報を調べてみて気づいた 「うん、こんなお金だせねぇ」 ・・・またも即座に断念 ⇒「よし!とりあえずアメリカかイギリスに行ってみよう!」 HISで聞いてみた。どうやら現地の物価は日本と同じくらい。親の仕送りだけでは何にもできねぇ、バイトをしても1ヶ月の費用なんかだせねぇ。そもそも何故HISで現地物価のことを聞いているのかも意味がわからん ・・・即座に断念PARTV ⇒「よし!物価の安い国へ行こう!!」 どうやらアジアの国は物価が安いらしい。でもアジアの国ってどこ?中国とかタイとか? 中国とかタイってみんな英語しゃべってるのかな?中国って中国語だよね?多分・・タイってタイ語だよね?多分・・英語はなす人とかいるのかな? みんなが英語を話して物価の安い国ってあるのかな? 調べた結果、フィリピンの公用語は英語らしい。物価も安いみたいだ。これなら自分で稼いだバイト料だけでいける気がする。 という訳で航空券を買いに行こうと思ったが、その前に、どうやら、外国に行くにはパスポートというものが必要らしい。これってHISで手配してくれるんじゃないの?って思ったがどうやらパスポートだけは自分で取らないといけないらしく、都庁にパスポートの申請をしにいった。海外に行くって面倒くせーな。 そしてようやく航空券を買いににHISに行った。 さらにHISの人は「お客さまFIXチケットでよろしいですか」と聞いてきた「FIXチケット??固いチケット??」と心で思いながらも知ったかぶりで「FIXチケットで大丈夫です!!」と答えた。意味を知らなかったが何とかなるだろって思った。 ここまでまとめると・・・
という妥協に妥協を重ね、論理破綻はなはだしくも生まれて始めての航空券というものを手にして、フィリピンへ行った。この当時、クレジットカードというものはおろかトラベラーズチェックというものの存在も知らず、ましてや日本円を現地通貨に換えるということも知らなかった。とりあえず日本円5万円とTシャツとタオルだけ持って行った。 行けば何かあるだろうと思って特に何をするとかは一切考えてなかった。 この時はまだフィリピンには英語と同時にタガログ語という現地語があって誰も英語なんか話していないということはおろか、詐欺を働いてくる人が世の中にいるということ、最終的にお金がなくなって空港に寝泊りすることになるなんてことは想像もしていなかった(泣) TOP NEXT |