大学生バックパッカーのインド旅行記

大学生バックパッカーのインド旅行記

〜俺、生きるわ〜 2004年9月

コンノートプレイスに向かうためにリクシャーと交渉した。あまりにもリクシャーが態度を変えなかったため近くにいる警察を見方につけてみた。

あれからたった1週間しかたっていないのにここまで怖がらずに話せるようなたくましい自分がなんかうれしかった。

警察を見方につけたことで、自分の言い値で乗せてくれることになったが警察がいなくなるとまたリクシャーの言い値になっていた。

なんかもう、むかつきとか人間不信っていうよりもこいつらのたくましさはすげーって思うようになっていた。なんでこんなに堂々と不正ができるんだろう?嫌味じゃなく尊敬するわ。

コンノートプレイスで死にそうになっている老婆とであった。やせ細っている子供のためにお金を恵んで欲しいというジェスチャーをしているように見える。もう、インドルピーは使わない。このお金も日本円にしたら200円にもならない。心が痛んだ。あげようか迷った。あげてもきりがないのは分かってる。でも生活が大変なだろうなって思う。自分には想像もできないくらい大変なんだと思う。彼女とその家族の幸せを願って70ルピー渡した。老婆は祈りをささげてくれた。ありがとうって思った。













が、その数分後、急に老婆は元気になった。子供も元気にはしゃいでいる・・・・













もう何なんだよこの国は!!!!!(笑)

つーか俺、生きるわ。こいつらこんな状態でも元気に生きてるじゃん。彼女にふられたくらいで死ぬとかいってんじゃねーよ!!お前、監禁されたり、熱出して路上に倒れこんだりってそっちの方がよっぽどやべーじゃねーかよ!!そんなことできるんだったら絶対大丈夫だろ!!!

そんなことを自分に言い聞かせながら、そしてこんな国には二度とこねーと心に決めながら、、、日本へ帰った。

が、この5年後にまた来るのであった(笑)

インド編・完

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