東ヨーロッパ旅行記(ポーランドとハンガリー)



〜ポーランドとハンガリー・私情による精神不安定〜 2006年1、2月

※このお話はあくまで何年も前のお話です。今はこういうことは絶対にしません。ものすごく反省してます。

・・・朝方、ポーランドのクラクフに到着した。夜行列車での移動が多くて、多少疲れが出てきた。時間の関係で今日の夜にはハンガリーに出発しなければならない、、観光しようと思ったが体力の限界を感じ、ネットカフェに行った。

ネットを見ると日本語が半分くらいしか読めない、とりあえずホットメールを開いた。友達から一通メールがきてた。何を書いてるか分からなかったのでとりあえず宿を探して街を歩いた。

ポーランドの街並みはチェコにもまして寂れてた・・・・・・・

さっき気のメールが気になったのでもう一度ネットカフェを探して日本語が読める状態でもう一度メールを見た。もう一通メールが来てた。






そこには衝撃の内容が書かれてた・・・・






「私との秘密、、、友達にばらしたでしょ?」「私のことをだましてたの?」「あなたは二重人格なの?」「あなたの存在が信じられない」・・・・・そんなメールだった。






・・・・彼女とは高田馬場のあるところで知り合った。彼女はどういうつもりか分からないが、彼氏がいるにもかかわらず自分の事を好いてくれていた。V系の音楽や政治的な考え方に共通点があったからだろう。何回かデートをする内に親密な関係になっていた。自分が彼女に対してどういう思いをもっていたのかは分からない。事実、彼女に彼氏がいることが悔しかったのだと思う。それで彼女の友達に「あいつとは遊びだよ」みたいなことを言っていた。本心なのか、ただただ彼氏がいることへの嫉妬心なのか、自分でもわからない。

それが彼女に伝わっていた。自分の気持ちを軽々しく人に話すものではないなと思った。そして、ひどくショックを受け、とりあえず彼女に国際電話をかけて誤解を解こうと思った。誤解というよりも、ただ言い訳を言いたかった。彼女と仲良くしてほしかっただけだった。もうすぐ大学を卒業する。。。そのときに仲のいい女の子が欲しかっただけだった。そのためだったらどんな言い訳でもしようと思った。

ポーランドという日本から何百キロも離れた国で、急に現実に戻り、必死に国際電話のかけ方を調べた。地球の歩き方に書いてあるようにやってもかからない・・・あせってた。目の前が真っ暗で、頭の中が分からなくなってて混乱してた。

混乱しているのが行動に現れていたからなのか、ポーランドの学生が助けてくれた。英語が通じたので必死に国際電話を掛けたいということを伝え、何とか国際電話を掛けることができた。

彼女に電話をすると、意外にもそんなに怒ってはいなかった。どっちかというと怖がられている感じがした。でも、大切な女友達を失うわけにはいかない。そのためだったらどんな嘘でもつこうと思った。

精神が不安定な中で必死に嘘をついて言い訳を言った。「そんな事は言ってないよ」「俺を信じるのかあいつらを信じるのかそれは○○(彼女の愛称)の勝手だけど俺を信じて。お願い。」ほんとは言ったのに・・・

彼女は自分を信じてくれた。これでも足りないと思ってまた逐一電話で話していこう。2ヶ月も日本にいないと彼女の心が自分から離れてしまう。それだけは避けなければならない。大学生活の最後を仲のいい女の子と過ごすために。






・・・・・自分の都合しか考えてなかった。

一段落つき、ポーランドのクラクフを観光した、途中、日本語ペラペラの外国人と知り合いになって一緒に話したり、中世ヨーロッパの本場である、まさに東欧という雰囲気の場所を満喫したかったが、彼女のことしか頭になかった。アウシュビッツに行ってナチスドイツの悲惨さを肌で感じたいという願望もあったが、もはやそれどころではなかった。今、アウシュビッツなんかにいったらそれこそ気がめいってしまう。

ただ歩いてた。観光も何もせずにあまり人のいないクラクフの街を精神が不安定な状態でずっと歩いてた・・・・

その日の夜行列車に乗ってハンガリーのブダペストに到着した。到着すると、変なおばさんに話しかけられて宿に連れて行かれた。どうやらハンガリーでは格安のアパートを宿代わりにする商売があるらしい。キッチンつきの広いアパートで一日10ユーロだった。ドイツのドミトリーの半額以下である。このクオリティでこの価格は安いと思った。でも、宿ではないので当然であるが、一人である。この精神の不安定さに加えて何日間か連続で夜行列車に乗っていてちゃんと寝ていない、体力にも限界が来ている。そしてすでに10日以上経過しているが日本人とはミュンヘンで1回話しただけで日本人と話してない。よくわからないけど、寂しくて、切なくて、辛くなった。何もしたくなくなった。このアパートは日本人も利用したことがあるのだろう。日本語の小説がおいてあった。アガサクリスティーのサスペンスを読みふけって一日を過ごした。

翌日、ブダペストを観光した。さすがに2日連続で何もしないわけにもいかない。この旅行は全部で1ヶ月しかないのだ。

ブダペストには王宮がある。王宮に登って景色を眺めた。王宮は完全にドラクエの世界だった。アリアハンのイメージそのままだった。王宮を見てまわってる間、ずっとドラクエ3の城の音楽が頭の中を流れてた。王宮からの景色も良かった。ハンガリーはオーストリアと雰囲気が似ている。優雅な雰囲気にどこか力強さを感じる。チェコやポーランドほど荒廃している感じもしない。

気持ちは寂しかったし、精神も不安定だったけどこの街を観光して少しだけ落ち着いた。


夜行に乗ってルーマニアに行こうと思ったが完全に疲れていたため、もう一泊することにした。明日の列車でブカレストへ向かおう。

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